新作


2026.7.10
B2603「バックコクーンシャツ」

ノースリーブで袖ぐりが浮かずに、腕がきれいに見えるシャツを作りたいと思いました。
実はノースリーブを作るのは久しぶりでした。なぜかと言うと、やはり体型をカバーする袖付きの方が着こなしやすい、と思ってきたからです。
でも果たして本当にそうななのか?考え直しました。
色々な条件をクリアすれば、タテのラインがうつくしいノースリーブは作れるはず。袖ぐりが自然に身体に沿って肩先もハネない。正面から見て二の腕が目立たない、肩幅でタテのラインがシャープに見える様な・・・・・。あくまで主観ですが、色々盛り込んで形を作りました。
正面から見るとストレートシルエットですが、横から見ると後ろにタックもあり、少し丸みのあるコクーンシルエットになっていて身体のラインをカバーしてくれます。

衿も3種類作れるパターン付きです。
シャツカラーは小さめのすっきりとした形、ラウンドカラーは甘くないカーブで大人っぽく、バンドカラーは細めで首が詰まって見えない適度なゆとりと角度で着た時に首が長く見えるように。

そして、秋冬の季節にセーターと重ね着したい!という目的もありました。
セーターの衿ぐりから見える小さい衿は可愛いです。しかし、長袖だと袖がもったりとしてすっきりと見えませんし、動いていると身頃がよれてきたりするので、重ね着にはノースリーブが最適だな、と気が付きました。
夏だけでなく、オールシーズン着まわして頂ける仕上がりになったと思います。

白の素材は綿のタイプライターです。パリッとした素材感でハリ感が強く、中~やや薄地くらいの厚みです。
「白のラウンドカラー」間違いない!ですね。
身頃のシルエットも裾のラウンドのラインもきれいな仕上がりになりました。ブルーやブラックカラーなども素敵だ思います。

黒地にエクリュのドット柄はポリエステルデシンです。中程度の厚みでしなやかで落ち感があり、反発感も強いです。
反発感が強いとは、布が力を加えられた後に元に戻る力が強いという意味です。例えば、布地を手でぎゅっとつかんでパッと手を離した時にどれくらい元に戻るのかを見れば分かります。
落ち感があるのでシルエットは大きくならず、適度に身体に沿った柔らかいシルエットになりました。
ポリエステルデシンは触れるとさらっとひんやり冷感があるのと、シワになりにくく乾きやすいのでお手入れも簡単です。旅行などにも向いています。

濃いめのピンクはリネンの平織りです。中~やや厚地くらいのしっかり目の素材です。ハリ感が強く、リネンらしいシワで表面に味があります。
シルエットもしっかり出ました。
白の釦にするとピンクも少し軽い印象になると思い、釦は黒色にして、よりピンクを濃い印象に見せたいと思いました。
濃い目の華やかな色もノースリーブだと横の面積が広くないので、すっきりと見えると思います。

コーディネートのパンツは全て「P2602ワイドセミテーパードパンツ」です。

詳細は「catalog」のページの「blouse」のページをご覧下さい。