新作


2025.10.3
B2507「フリル 3カラーブラウス」

3種類のフリルカラーが作れる、前釦あきのブラウスを作りました。
衿+右前端フリル3.0cm幅、衿のみフリル2.0cm幅、右前端のみフリル3.5cm幅、それぞれ違う幅で違った印象のフリルで作れます。
なぜ幅がそれぞれ違うのか?それはそれぞれ作りながら素敵に見えるバランスを取った結果、この幅になりました。フリルの幅を変えるのはとても簡単ですので、使う素材やご自身に似合う幅に変えて楽しんで頂ければと思っています。

仕様についてですが、フリルの端の三つ折り始末が難しそうと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、手芸店などで販売されている「へら」を使うと簡単に早く折ることが出来ます。使い方を説明書にも掲載しておりますのでご安心ください。台衿シャツよりも難易度は低いです。
さらに、フリル無しでもシンプルで着まわしやすいクルーネック前釦あきブラウスが作れます。色々なデザインのシャツが作れます。
ネックラインは適度な深さがあるのでリラックス感があります。

身幅は適度にゆとりのあるストレートラインです。すっきりとしたシルエットです。
秋冬になってくると1枚で着るのはもちろんですが、フリルを見せた重ね着もしたいですよね。ですので、肩幅も広過ぎない、少しドロップする程度に後ろ身頃にギャザーがありますので、1枚で着たときにもバックスタイルにアクセントになりますし、裾幅にゆとりが出て腰のラインを拾いません。
袖ぐりにもゆとりがあり、リラックス感のある着心地です。
袖は袖口のギャザーで少し丸みのある柔らかいシルエットです。
様々なアレンジのできるブラウスのパターンに仕上がりました。

白の素材は60の綿ローン。薄手で柔らかくハリは少なめで透け感があり、フリルの重なりで濃淡が出てひだがよりきれいです。
定番の綿ローンでワッシャー加工なのでシワによってナチュラルな風合いを感じます。シルエットはふんわり柔らかい仕上がりになりました。
衿+右前端フリルで作りました。
透け感のあるフリルをニットの衿ぐりから覗かせるような重ね着も定番で素敵ですね。白の綿ローンのフリルは間違いないと思います。

黒の素材はストライプ状に織られているブロード程度の厚みの綿素材です。ドビーストライプが近いかと思われます。
強めのワッシャー加工されている、ペーパーライクな質感でハリが強く、フリルもシルエットも形がしっかりと保たれた仕上がりになりました。
着てみると、柔らかい素材とは違う、はっきりとしたシルエットが出てクルーネックのジャケット風にも着こなせそうな仕上がりです。前を開けて羽織ってみてもフリルが可愛いです。
右前端のみフリルで作りました。
柔らかい素材であればアレンジでフリル幅を広くしても印象が変わりそうです。

サックスカラーは綿ローンのシャンブレーです。軽く適度なハリ感と薄手で透け感があります。
縦糸と横糸が違う色で玉虫のような光沢感があります。
衿のみフリルで作りました。
サックスカラーと細めのフリルが重ね着のアクセントになりそうなので、ニットやジャンパースカートなどの重ね着にとても合うと思いました。
コーディネートは、白とサックスブルーのブラウスに合わせているスカートはいずれも参考商品、黒のブラウスに合わせている白いパンツはP2502「イージーワイドテーパードパンツ」です。

詳細は「catalog」のページの「blouse」のページをご覧下さい。