お知らせ


2024.4.15
新刊について

改めましてMパターン研究所の新刊のお知らせをさせて頂きます。
日本文芸社から6月発売予定の「パターンに合うテキスタイルが選べる服地辞典」というタイトルです。

洋裁本や専門的な生地の辞典は多数ありますが、具体的に出来た洋服(パターン)から見た服地の選び方の解説書は今までありませんでした。
一般のソーイングされる方たちにとって、専門書による服地の解説は詳しいけれど難解な内容のものが多かったかと思います。
本書は、こういう服を作りたいなら、こういう服地を選んでみて下さい、という感じで具体的に洋服を提示しながら、選び方を解説しています。
当研究所の、パターン発売の際に説明している使用服地の説明が、他にはなくとても詳しく参考になっている、と日本文芸社さんからお声掛け頂き企画を検討してきました。
また、付録として「服地見本帖フォーマット」というのが付いていて、色々な服地などの管理に使えますし、生地屋さんに持って行って服地選びの際に触って比較する事も出来ます。

体型に合った良いパターンがあっても、服地選びで失敗する事も多いと思います。プロでも難しい場合があります。少しでもその助けになればという思いからこの本が生まれました。

詳しい内容は、日本文芸社さんのサイトにて「近刊」のコーナーで紹介されています。
よろしければご覧ください。

2023.10.2
J2303 カラーレスジレ秋冬コーデ

カラーレスジレで秋冬のコーディネートをしてみました。
タートルネックとスキニーパンツとブーツのコーディネイトにしてみました。
するとジャンパースカートのようにも見えます。
薄手のニットに羽織ると身体のラインが出ないのもいいです。
前釦あきなので脱ぎ着がしやすいですし、秋冬らしいウール素材を選んで、メタル釦を付けても上品な仕上がりになりそうです。

ファッション誌などではちょっとしたブームになっているようですが、少しハードルが高いと思われがちなので、ジャンスカ風だと今の季節にもピッタリです。
いつもと同じではなく、ちょっとしたおしゃれ感の演出にちょうど良いアイテムだと思います。

2022.3.18
新作J2201ステンカラーコート

皆さま、地震は大丈夫でしたでしょうか。結構揺れましたので今後も心配です。備えておくことも忘れませんように。

ロシアのウクライナ侵攻以来、ニュースを見る度に気持ちが落ち着かず、気が晴れる日がありません。オロオロしても仕方がないのですが、時計の針が数十年逆戻りしてしまったような現実の前に、無力さを感じざるを得ません。
出来る事はお金の支援と毎日祈る事しか思い付かず、毎日心が痛いです。忘れるように仕事に打ち込んでいます。
ただただ1日も早い平和を祈っています。

参考までにですが、新作のJ2201ステンカラーコートをパタンナーが着てみました。
だいぶ見え方も変わって見えるかもしれません。

パタンナーは現在、身長157cm 腕周り93cm BL84cm HL94cm。サンプルは5号を着ています。基本の着丈110cmです。体調が良くなってから少しだけ太りました(笑)

ゆとりはあるので、もう少し重ね着が出来る感じです。

2021.11.10
手芸店で販売しております「Sun Pla」パターンについて

全国の手芸店で販売しております「Sun Pla」パターンは、弊社が企画しサン・プランニング社が製造販売しています。
紙に印刷されたパターンですので当然ロットがあり、在庫がなくなれば販売終了になります。在庫管理はサン・プランニング社さんの方でやられているので正確には分からないのですが、データ上在庫がなく販売終了したパターンと、在庫データであとわずかとなっていてまもなく販売が終了するパターンをお知らせします。

「M165」「M167」「M182」は既に在庫が無くなっていました。販売終了です。
「M144」「M145」「M147」「M151」「M152」「M155」「M159」「M160」「M167」「M171」「M184」はまもなく販売が終了致します。

もしご購入ご希望のお客様は、手芸店さんに取り寄せて頂くか、直接「サン・プランニング社」へ連絡してみて下さい。
ただし、あくまでもデータ上の数字ですので実際には無くなっている場合もございます。ご了承ください。

「Sun Pla」パターンは全てのパターンが時期の差はあれ、在庫が無くなり次第販売を終了していきます。ご理解ください。

2020.9.16
「O1506ウエスト切り替えシャツワンピース」の場合の大幅な袖の調整

お客様から「O1506ウエスト切り替えシャツワンピース」の場合の、袖をかなり短くする為の調整のご質問があり、その際に図をお送りしてお答えしました。
簡単な微調整は「初めに」でお知らせしておりますが、長袖を半袖にするなど、かなり大幅な調整に関してはより慎重さが必要ですので、図でお答え致しました。
あくまでも1枚袖の場合であり、O1506を前提にお答えしたので、すべてのワンピースに適用できるか分かりませんが、デザインが近いものには参考になるかと思い公表いたしました。

2020.6.23
B1505ノースリーブシャツドレスについて

B1505ノースリーブシャツドレスについて、お伝えするべき情報が漏れておりました。
CATALOGのサンプル画像が右前になっているものがありますが、最終決定したパターンは左前です。
何着かのサンプル制作途中の段階で、様々な検討の末右前から左前に変更になりました。大変申し訳ございません。

こちらのパターンは2015年の発売で、確か発売当初はhand stitchというコーナーでお伝えしたかと思うのですが、その後、CATALOGの詳細ページには記載されていませんでした。

今後も出来るだけ正確な情報をお伝えするよう注意してまいります。ご迷惑をお掛け致しました。

2020.1.28
新作M195ドルマンフレアーシャツについて

全国の手芸店で新作2型が発売されました。その1つM195ドルマンフレアーシャツの白です。
昨年の夏ごろに試作で作り、秋までずっと着ていました。
新作としてデビューするかは考えず試作品として着心地を確認してきました。いつも試みている方法です。
私自身とても気にったので新作として発表する事になりました。

試作はたいがい白色でブロードやローンで作ります。
その方がデザインの特徴が分かりやすいからです。

このシャツは綿のブロードで手に入れやすい素材です。適度なハリで裾のドレープもきれいに出ました。
どうか定番の白でも作ってみてください。

2020.1.8
サイズのご相談に関しまして

サイズ等のご相談に関しましてお答えに困る事があります。
それは個人的な感覚やイメージ的なお話でご質問される場合です。そしてその場合の多くはご質問者さまご自身が感覚的な事だと自覚していらっしゃらないでご質問されている事がほとんどで、その場合やり取りは平行線をたどることになります。

例えば、「〇号と×号では私の体型の場合どれくらいの違いになるか」とか「どちらのパターンが垢ぬけて見えるか」とか「年とともにSよりMが合う気がしてきたがどうでしょうか」とか「スタンダードで形がカッコいいのはどちらか」など。

まず、お客さまにはお会いしていないので採寸データ以上の体型の詳細は分かりません。あくまでも採寸データから〇号がお薦めとはお知らせできますが、15サイズという細かいピッチの中で、お客様の体型にどのように違うかは少しだけ大きくなる、少しだけ小さくなる以外にお答えのしようがありません。
また、歳とともに変化してきたというのも、体型が変化したのか、ご自身の洋服の好みが変化したのか、洋服自体が変わってきたのかは分かりません。歳をとると体型が変化すると思い込んでいて、データ上はほとんど変わっていないという方も多いです。
そして洋服にも流行があって、最近はゆとりがある傾向が強いですし、ご本人が気が付かないうちに好みも変わって来ていたりもします。同じブランドの同じアイテムでもシルエットが変わってきている事も良くありますし、違うブランドならなおさら同じSサイズでもだいぶ違う寸法だったりします。ご自身が合うと思われるサイズが変わってきたのは年齢による体型の変化ではないかもしれません。

繰り返しお伝えしてきた事ですがサイズに関しては、客観的な採寸データに基づいた弊社からのお薦めを参考にしながら、お手持ちのお気に入りの洋服の寸法と弊社パターンの仕上がり寸法を比較してご自身の最近の好みという主観的、感覚的な部分も踏まえてご判断頂くのがベストだと思います。

もし感覚的なご質問に対して、こちらも感覚的に私自身の好みとか想像でお答えしてしまうと、大変なずれが生じてしまうかもしれません。サイズに関してこちらからお答えできるのは、基本的に採寸データからの客観的なお薦めとなることをどうかご理解頂けますよう、よろしくお願い致します。